- 発売日:2025/01/31
- 出版社:フライの雑誌社
- ISBN/JAN:9784939003981
目次
はじめに 002
目次 004
本書に関連する主な地名の位置 008
Ⅰ 共に生きる知恵
1 元気な漁村 村張りの定置網、養沢毛鉤専用釣場 010
2 共同組合はかっこいい助け合いとつながりで時代を乗りきる 018
3 漁村の相互扶助、その実例均等配分と寄付で成り立つ仕組み 027
4 先住民の知恵 アメリカ先住民、アイヌの人々の資源利用と漁業制度 035
Ⅱ 元気な実例
子どものにぎわいとは? 044
(表)各都道府県での子どものにぎわい一位の漁村 045
5 アイヌとサケ漁 北海道・石狩市の三つの漁村 046
6 小笠原の漁業の夢 父島と母島の新しい漁業 054
7 若さの理由 富山県・岩瀬の元気なエネルギー 063
8 山口県の三つの離島 自立する浮島、角島、祝島 071
9 共同体が子どもを育てる 高知県・南国市久枝の不思議 078
10 福岡藩とベッドタウン福岡県・糸島市がにぎわう理由 084
11 奥武島の再生米軍基地と沖縄の貧困を考える 090
Ⅲ しぶとく確かな生き方
12 沖縄と子どものにぎわいお金ではできない少子化対策 100
13 漁場破壊に立ち向かう岩手県・宮古市重茂、陸前高田市米崎 108
14 相互扶助の経済尊徳仕法──協同組合を中心とした連帯 114
15 各地の共同経営北海道、兵庫、瀬戸内、沖縄の事例 120
16 漁場を守れば 島根県・宍道湖のシジミ漁 128
17 元気な島の元気な漁村伊豆七島・利島、御蔵島、沖縄県・渡嘉敷島をめぐって 136
18 海を活かしてにぎやかに暮らす三浦半島・松輪の漁業と釣り 144
19 神津島が元気な理由過疎と少子化に抗する東京都・神津島 155
20 初島の行き方静岡県・熱海市初島の観光 163
21 何百年も変わらない未来へ青森県・下北郡東通村尻屋と共同体の明日 170
Ⅳ 一〇〇年後の漁村へ
共同体の力 179
協同組合と相互扶助 180
生き心地のいい社会 182
島の暮らしと新住民 183
資源維持について 185
根拠地としての漁村 187
変わってゆく世の中で 188
引用文献一覧 190-191
※子どものにぎわいとは 15歳以上の人数に対する、0〜14歳の子どもの割合。本書では、その地区のにぎやかさの指標として用いている。
※漁業センサス 農林水産省実施。漁業の生産構造、就業構造、漁村、水産物流通・加工業等の漁業を取りまく実態を把握し、日本の水産行政の推進に必要な基礎資料を整備することを目的に、漁業地区すべての世帯や法人を対象に行う全国一斉の調査。1949年(昭和24年)に始まり、1954年(昭和29年)以降は5年ごとに実施。最新は2023年の第15次センサス。本書では漁業センサスの数値を分析して、日本の漁村の実情と将来の姿を見通すことを試みた。
目次 004
本書に関連する主な地名の位置 008
Ⅰ 共に生きる知恵
1 元気な漁村 村張りの定置網、養沢毛鉤専用釣場 010
2 共同組合はかっこいい助け合いとつながりで時代を乗りきる 018
3 漁村の相互扶助、その実例均等配分と寄付で成り立つ仕組み 027
4 先住民の知恵 アメリカ先住民、アイヌの人々の資源利用と漁業制度 035
Ⅱ 元気な実例
子どものにぎわいとは? 044
(表)各都道府県での子どものにぎわい一位の漁村 045
5 アイヌとサケ漁 北海道・石狩市の三つの漁村 046
6 小笠原の漁業の夢 父島と母島の新しい漁業 054
7 若さの理由 富山県・岩瀬の元気なエネルギー 063
8 山口県の三つの離島 自立する浮島、角島、祝島 071
9 共同体が子どもを育てる 高知県・南国市久枝の不思議 078
10 福岡藩とベッドタウン福岡県・糸島市がにぎわう理由 084
11 奥武島の再生米軍基地と沖縄の貧困を考える 090
Ⅲ しぶとく確かな生き方
12 沖縄と子どものにぎわいお金ではできない少子化対策 100
13 漁場破壊に立ち向かう岩手県・宮古市重茂、陸前高田市米崎 108
14 相互扶助の経済尊徳仕法──協同組合を中心とした連帯 114
15 各地の共同経営北海道、兵庫、瀬戸内、沖縄の事例 120
16 漁場を守れば 島根県・宍道湖のシジミ漁 128
17 元気な島の元気な漁村伊豆七島・利島、御蔵島、沖縄県・渡嘉敷島をめぐって 136
18 海を活かしてにぎやかに暮らす三浦半島・松輪の漁業と釣り 144
19 神津島が元気な理由過疎と少子化に抗する東京都・神津島 155
20 初島の行き方静岡県・熱海市初島の観光 163
21 何百年も変わらない未来へ青森県・下北郡東通村尻屋と共同体の明日 170
Ⅳ 一〇〇年後の漁村へ
共同体の力 179
協同組合と相互扶助 180
生き心地のいい社会 182
島の暮らしと新住民 183
資源維持について 185
根拠地としての漁村 187
変わってゆく世の中で 188
引用文献一覧 190-191
※子どものにぎわいとは 15歳以上の人数に対する、0〜14歳の子どもの割合。本書では、その地区のにぎやかさの指標として用いている。
※漁業センサス 農林水産省実施。漁業の生産構造、就業構造、漁村、水産物流通・加工業等の漁業を取りまく実態を把握し、日本の水産行政の推進に必要な基礎資料を整備することを目的に、漁業地区すべての世帯や法人を対象に行う全国一斉の調査。1949年(昭和24年)に始まり、1954年(昭和29年)以降は5年ごとに実施。最新は2023年の第15次センサス。本書では漁業センサスの数値を分析して、日本の漁村の実情と将来の姿を見通すことを試みた。
