卒後2~3年目の医師&診療看護師に捧ぐ――ありそうでなかった“ちょうどいい”輸液入門。
2017年、ひたちなか総合病院に赴任後、颯然一人で救急・総合内科を創設するなど、茨城イチ愛の溢れる診療を掲げ日々奮闘する医療界の墨子こと柴﨑俊一医師待望の単著が堂々の開板。若き俊英が最前線の現場で培った知識と技術、経験を惜しみなく披瀝する、医学を学ぶ学生から若手医師、そして輸液に関わる看護師をはじめとしたコメディカルのための学びに溢れる水際立つ好著と言えます。
現場で学びつつある医師や看護師を想定しつつも、更なる学びのスプリングボードとして、易しく深く新しく、輸液のための/からの活きた(ライブな)知見を満載。あるいは臨場感(ライブ)に富んだ読むOJTとして、あるいは勉強会や独習のための資料として、個人の能力だけでなく、チーム全体の診療力向上に一役買うのは間違いなし。「民間医局コネクト」で大人気のコンテンツを改訂増補した白熱するライブの書。以て記銘すべし。