世界最大の団体、アメリカ「WWE」のスターにして、今は福岡の「九州プロレス」に所属。数々著作があり「文豪レスラー」の異名を持つプロレスラー・TAJIRIによる珠玉のエッセー集。
プロレスラーを目指した大学生の頃、メキシコでの貧乏修業時代からアメリカでの成功、そして帰国後の福岡への移住-。博多の街を自転車で駆け回るレスラーが、かつてのこと、日々の考え、未来の展望までを軽妙なタッチでつづる。
夜な夜な繰り出す街の酒場。九州プロレス所属レスラーとしての日々。今も海外を飛び回り、世界各地でプロレスをして、文章も書く。場所も関係ない。自分なりの一歩を踏み出すことで、人生は動き出していくのだ。
西日本新聞への連載を加筆・修正し、多くの書き下ろしも収録した全78編。