目次
序
第1部 起源
原初の音と聴覚のルーツ
バクテリアの音
一体感と多様性
テッポウエビが鳴らす音
音を体のどこで聞くのか
感覚の協定と偏向
繊毛の動き
耳のつくり
狭い音の世界に生きるヒト
第2部 溢れる動物の音
捕食者、沈黙、翼
鳴く虫の登場
なぜ音を装備したのか
音の進化に要した時間
虫たちの数が減っている
花、海、乳
植物の進化と音の進化
鳴かない鳥から鳴く鳥へ
声帯の進化
海は沈黙していない
吸う力と発声
第3部 進化の創造力
空気、水、木
針葉樹の森で鳴くイスカとワピチ
生活環境と食習慣の違い
複雑に絡みあう植物と虫と音
大騒ぎ
音で溢れかえるアマゾン
バリエーション豊富な警戒音
アマゾンの過酷な音出し競争
音の競争がもたらす協力関係と耳の進化
性と美
モテるのは声が大きく速く鳴けるオス
鳴くことのコストと背景
雄弁なメスたち
鳴くリスクの謎に迫る
求愛行動の共進化
「美」から逃れられない
発声の習得と文化
北のミヤマシトドと南のミヤマシトドの歌
若鳥の発声学習
鳥たちの学習文化
言語はヒトだけのものではない
遠い過去の痕跡
スコーパス山の音(イスラエル)
セント・キャサリンズ島の音(アメリカ)
クロウディ湾の音(オーストラリア)
地球規模の多様な音
第4部 ヒトの音楽と帰属
骨、牙、呼吸
マンモスの牙のフルート
ヒトの音楽の源泉
フルート制作への挑戦
古代フルートを奏でる
共鳴空間
洞窟に響く音
人工的に操られる音
空間と楽器
音楽、森、身体
オーボエに使われる木
植民地と楽器と森
下顎から耳まで
音楽の美
第5部 減衰、危機、不公正
森
アメリカ、テネシー州の森で
ボルネオの森の音
音響データと森林保全
森から追われる先住民たち
海
ザトウクジラの歌
ホエール・ウォッチング
クジラの耳を塞ぐ大型船
エアガンの騒音
直結する海の騒音と熱帯雨林の種の絶滅
都市
パリのクロウタドリと記憶
都市のサウンドスケープ
騒音分布の不公正
騒音を生んだ父権主義
第6部 聴くこと
共同体で
音への意識を高めた日本の音風景100選
川の音を聴くウォーキング
周囲へ感覚を開く
遠い過去と未来
謝辞
訳者あとがき
索引
第1部 起源
原初の音と聴覚のルーツ
バクテリアの音
一体感と多様性
テッポウエビが鳴らす音
音を体のどこで聞くのか
感覚の協定と偏向
繊毛の動き
耳のつくり
狭い音の世界に生きるヒト
第2部 溢れる動物の音
捕食者、沈黙、翼
鳴く虫の登場
なぜ音を装備したのか
音の進化に要した時間
虫たちの数が減っている
花、海、乳
植物の進化と音の進化
鳴かない鳥から鳴く鳥へ
声帯の進化
海は沈黙していない
吸う力と発声
第3部 進化の創造力
空気、水、木
針葉樹の森で鳴くイスカとワピチ
生活環境と食習慣の違い
複雑に絡みあう植物と虫と音
大騒ぎ
音で溢れかえるアマゾン
バリエーション豊富な警戒音
アマゾンの過酷な音出し競争
音の競争がもたらす協力関係と耳の進化
性と美
モテるのは声が大きく速く鳴けるオス
鳴くことのコストと背景
雄弁なメスたち
鳴くリスクの謎に迫る
求愛行動の共進化
「美」から逃れられない
発声の習得と文化
北のミヤマシトドと南のミヤマシトドの歌
若鳥の発声学習
鳥たちの学習文化
言語はヒトだけのものではない
遠い過去の痕跡
スコーパス山の音(イスラエル)
セント・キャサリンズ島の音(アメリカ)
クロウディ湾の音(オーストラリア)
地球規模の多様な音
第4部 ヒトの音楽と帰属
骨、牙、呼吸
マンモスの牙のフルート
ヒトの音楽の源泉
フルート制作への挑戦
古代フルートを奏でる
共鳴空間
洞窟に響く音
人工的に操られる音
空間と楽器
音楽、森、身体
オーボエに使われる木
植民地と楽器と森
下顎から耳まで
音楽の美
第5部 減衰、危機、不公正
森
アメリカ、テネシー州の森で
ボルネオの森の音
音響データと森林保全
森から追われる先住民たち
海
ザトウクジラの歌
ホエール・ウォッチング
クジラの耳を塞ぐ大型船
エアガンの騒音
直結する海の騒音と熱帯雨林の種の絶滅
都市
パリのクロウタドリと記憶
都市のサウンドスケープ
騒音分布の不公正
騒音を生んだ父権主義
第6部 聴くこと
共同体で
音への意識を高めた日本の音風景100選
川の音を聴くウォーキング
周囲へ感覚を開く
遠い過去と未来
謝辞
訳者あとがき
索引
