日本経済が弱体化し、所得は上がらないのに物価だけが上昇していく。
こんな状況で年金暮らしとなる老後はどうすればいいのか……。
そこで提案したいのがタイ暮らしだ。
タイも物価は上がっているものの、日本とくらべるとまだまだ安く、日本円を有意義に使うことができる。
加えて冬の寒さや花粉症といったつらい季節を避けることができて、バンコクに代表される都市部であればインフラや食品、物品で困ることなく快適に暮らすことができる。
本書では「月10万円」をテーマとしたタイでの暮らしを紹介していく。本書の記述はおもに長期滞在ビザを取得しやすい50歳以上のシニア向けとなるが、若年層の沈没生活希望者にもきっと役立つことだろう。