- 発売日:2024/12/25
- 出版社:思文閣出版
- ISBN/JAN:9784784221080
目次
序章 研究課題の設定
一 身分制論・職能論の現状と課題
二 駕輿丁・力者・輿舁研究の視座
おわりに―輿を舁く職能の社会的意義とは何か
Ⅰ 禁裏駕輿丁―天皇の輿を舁く人びと―
第一章 中世前期における禁裏駕輿丁の存在形態
一 古代から中世前期における禁裏駕輿丁の存在形態
二 散在駕輿丁の担い手
三 室町期への展開
第二章 中世後期における禁裏駕輿丁の展開―左近衛府駕輿丁「猪熊座」の出現をめぐって
一 個別駕輿丁から四府駕輿丁へ
二 四府駕輿丁の内部対立
三 左近衛府駕輿丁猪熊座の出現
四 左近衛府駕輿丁猪熊座の組織性と志向性
第二章補論 今町供御人の特質と図像
一 魚棚の所在地域
二 図像を読む
第三章 中世後期における北野祭礼の実態と意義
一 三年一請会の関係史料とその実態
二 北野祭礼の「中核」をめぐって
三 室町幕府と北野社神輿
四 室町幕府と織手
第三章補論 北野祭礼神輿と禁裏駕輿丁
一 北野祭礼の変遷とその性格
二 北野祭礼と禁裏駕輿丁の接点
三 その後の北野祭礼
第四章 禁裏駕輿丁の近世的展開
一 左近衛府駕輿丁猪熊座の拡大
二 近世行幸の復興と猪熊座の増員
三 禁裏駕輿丁の近世的展開と由緒の創出
第四章補論 千切屋をめぐる創業伝承と史実
はじめに―「西村氏系図」が語る創業伝承
一 春日若宮御祭における千切台の存在
二 室町期の諸史料に見える千切屋
三 二つの千切屋―水谷氏と西村氏
四 千切屋・西村家の近世の姿
Ⅱ 力者と輿舁―御輿・棺・神輿を舁く人びと―
第五章 職能民としての八瀬童子
一 八瀬童子の職能―輿舁として
二 八瀬童子の訴訟と後楯
第六章 朝廷葬送儀礼における力者の活動―大雲寺力者と天皇葬送
一 大雲寺力者の史料
二 大雲寺力者の活動―御龕力者として
三 後光明院葬儀の具体像
四 後光明院葬儀の意義
第七章 中近世における祇園会神輿をめぐる人々―祇園会神輿駕輿丁をめぐって
一 少将井駕輿丁・八王子駕輿丁の担い手
二 町と神輿
第八章 中近世における輿舁の存在形態と職能
一 寺院における輿舁―大乗院の場合
二 公家の輿舁―西洞院家の場合
三 輿舁の姿と職能
終章 前近代社会における駕輿丁・力者・輿舁の存在形態
一 中世における行幸の表象
二 行幸と禁裏駕輿丁の実態
三 代替されない要因―職能の特徴
四 輿舁と力者
おわりに―今後の課題
初出一覧/あとがき/索引(人名・事項・研究者名)
一 身分制論・職能論の現状と課題
二 駕輿丁・力者・輿舁研究の視座
おわりに―輿を舁く職能の社会的意義とは何か
Ⅰ 禁裏駕輿丁―天皇の輿を舁く人びと―
第一章 中世前期における禁裏駕輿丁の存在形態
一 古代から中世前期における禁裏駕輿丁の存在形態
二 散在駕輿丁の担い手
三 室町期への展開
第二章 中世後期における禁裏駕輿丁の展開―左近衛府駕輿丁「猪熊座」の出現をめぐって
一 個別駕輿丁から四府駕輿丁へ
二 四府駕輿丁の内部対立
三 左近衛府駕輿丁猪熊座の出現
四 左近衛府駕輿丁猪熊座の組織性と志向性
第二章補論 今町供御人の特質と図像
一 魚棚の所在地域
二 図像を読む
第三章 中世後期における北野祭礼の実態と意義
一 三年一請会の関係史料とその実態
二 北野祭礼の「中核」をめぐって
三 室町幕府と北野社神輿
四 室町幕府と織手
第三章補論 北野祭礼神輿と禁裏駕輿丁
一 北野祭礼の変遷とその性格
二 北野祭礼と禁裏駕輿丁の接点
三 その後の北野祭礼
第四章 禁裏駕輿丁の近世的展開
一 左近衛府駕輿丁猪熊座の拡大
二 近世行幸の復興と猪熊座の増員
三 禁裏駕輿丁の近世的展開と由緒の創出
第四章補論 千切屋をめぐる創業伝承と史実
はじめに―「西村氏系図」が語る創業伝承
一 春日若宮御祭における千切台の存在
二 室町期の諸史料に見える千切屋
三 二つの千切屋―水谷氏と西村氏
四 千切屋・西村家の近世の姿
Ⅱ 力者と輿舁―御輿・棺・神輿を舁く人びと―
第五章 職能民としての八瀬童子
一 八瀬童子の職能―輿舁として
二 八瀬童子の訴訟と後楯
第六章 朝廷葬送儀礼における力者の活動―大雲寺力者と天皇葬送
一 大雲寺力者の史料
二 大雲寺力者の活動―御龕力者として
三 後光明院葬儀の具体像
四 後光明院葬儀の意義
第七章 中近世における祇園会神輿をめぐる人々―祇園会神輿駕輿丁をめぐって
一 少将井駕輿丁・八王子駕輿丁の担い手
二 町と神輿
第八章 中近世における輿舁の存在形態と職能
一 寺院における輿舁―大乗院の場合
二 公家の輿舁―西洞院家の場合
三 輿舁の姿と職能
終章 前近代社会における駕輿丁・力者・輿舁の存在形態
一 中世における行幸の表象
二 行幸と禁裏駕輿丁の実態
三 代替されない要因―職能の特徴
四 輿舁と力者
おわりに―今後の課題
初出一覧/あとがき/索引(人名・事項・研究者名)
