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  • 発売日:2024/08/31
  • 出版社:学芸出版社
  • ISBN/JAN:9784761529031

土質工学

住宅が傾かない地盤・基礎のつくりかた

住宅が傾かない地盤・基礎のつくりかた

高森 洋
日本建築協会 (企画・原案)
通常価格 2,970 円(税込)
通常価格 セール価格 2,700 円
セール 売り切れ
  • 発売日:2024/08/31
  • 出版社:学芸出版社
  • ISBN/JAN:9784761529031
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商品説明
1995年の阪神大震災以降、地盤調査、地盤補強が多く実施されるようになってきたが、建築業者側のミスによる不同沈下のトラブルは減らない。また、2011年の東日本大震災以後、災害の激甚化を受けて、長期(平時)とともに短期(自然災害時)の安全性を確保するための地盤・基礎の設計施工が急務となっている。
本書は平時の人為ミスによる沈下だけでなく、自然災害時も見据えた対策に重点を置く。業界の第一人者が、豊富な事故事例をもとに、強い住宅地盤・基礎をつくる方法を指南する実務家向け入門書。
目次
はじめに

Ⅰ部不同沈下の原因を知る

1章平時の不同沈下
1.1住宅の傾きと不同沈下防止
1.2住宅でも地盤調査が必要になった
1.3不同沈下の原因を知る
1.4盛土と空隙(≒空気)への無関心が事故を起こしている
1.5地盤判断ミス・設計ミス・施工ミスによる事故の例
1.6水分の多い粘土地盤で起こっている圧密沈下
コラム聞き慣れない用語の説明コラム地盤のことは保証会社に任せておけばいい?

2章自然災害による不同沈下
2.1大規模自然災害で平時の150余年分の不同沈下が発生している
2.2一瞬にして命を失う斜面崩落
2.3地盤の液状化による被災
2.4浸水・洗掘により宅地の土が持ち出されて傾く
2.5「自然災害は仕方がない」では済まされない
コラム不同沈下は“現代病”?

Ⅱ部敷地・地盤の調査・評価方法

3章立地の調査
3.1自然災害の恐れがある場所の見分けかた
3.2地名を知れば減災への備えができる
コラム「古地図・地名から敷地を見る」

4章造成宅地の調査
4.1盛土(人工地盤)と地山(自然地盤)の違い
4.2盛土の有無を確認する方法

5章地盤調査
5.1安価で普及しているが万能ではない「SWS試験」
5.2地層の判別ができるが髙くつく「標準貫入試験」
5.3貫入能力に優れる「ラムサウンディング試験」
5.4地盤支持力度を直接評価する「平板載荷試験」
5.5地盤に穴を開けずに調査できる「表面波探査」
5.6土の力学的性質を調査する「土質試験」
5.7現場の過去と周囲を見る、これで減災を図ろう

6章地盤調査結果の評価
6.1評価は「点」でなく「断面」で行う
6.2「水平、同厚、同質盛土」、これで不同沈下は防げる
6.3厄介な超軟弱地盤
6.4地盤推定断面図を描いてみよう
6.5 盛土地盤での地盤の指示力度算定式や沈下算定式は、そのまま用いない方が良い
6.6立地・土質・地歴・支持力などを総合評価

Ⅲ部平時・災害時の不同沈下対策

7章平時の不同沈下対策
7.1表土を固めて支持する地盤改良・補強
7.2深部の硬い地盤で支持する補強工法

8章不同沈下している建物の修復
8.1土台下にジャッキを入れて持ち揚げる「土台揚げ工法」
8.2基礎下の地盤に耐圧版を設置して持ち揚げる「耐圧版工法」
8.3基礎横に打ち込んだ鋼管杭を反力として持ち揚げる「管内落下工法」
8.4建物の重さを反力にして押し込んだ鋼管杭で持ち揚げる「アンダーピニング工法」
8.5耐圧版下に薬液を注入する注入圧で持ち揚げる「注入工法」
8.6安価な沈下修正の新機軸「モードセルアンカーボルト工法」

9章自然災害時の不同沈下対策
9.1「運」を味方にした地震・豪雨時の減災対策
9.2戸建て住宅での液状化対策
9.3豪雨時の浸水・洗掘対策
コラム「宅地の災害耐力カルテ」でチェックしてみよう

※各種調査・工法のコスト・メリット比較表

おわりに
目次
はじめに

Ⅰ部不同沈下の原因を知る

1章平時の不同沈下
1.1住宅の傾きと不同沈下防止
1.2住宅でも地盤調査が必要になった
1.3不同沈下の原因を知る
1.4盛土と空隙(≒空気)への無関心が事故を起こしている
1.5地盤判断ミス・設計ミス・施工ミスによる事故の例
1.6水分の多い粘土地盤で起こっている圧密沈下
コラム聞き慣れない用語の説明コラム地盤のことは保証会社に任せておけばいい?

2章自然災害による不同沈下
2.1大規模自然災害で平時の150余年分の不同沈下が発生している
2.2一瞬にして命を失う斜面崩落
2.3地盤の液状化による被災
2.4浸水・洗掘により宅地の土が持ち出されて傾く
2.5「自然災害は仕方がない」では済まされない
コラム不同沈下は“現代病”?

Ⅱ部敷地・地盤の調査・評価方法

3章立地の調査
3.1自然災害の恐れがある場所の見分けかた
3.2地名を知れば減災への備えができる
コラム「古地図・地名から敷地を見る」

4章造成宅地の調査
4.1盛土(人工地盤)と地山(自然地盤)の違い
4.2盛土の有無を確認する方法

5章地盤調査
5.1安価で普及しているが万能ではない「SWS試験」
5.2地層の判別ができるが髙くつく「標準貫入試験」
5.3貫入能力に優れる「ラムサウンディング試験」
5.4地盤支持力度を直接評価する「平板載荷試験」
5.5地盤に穴を開けずに調査できる「表面波探査」
5.6土の力学的性質を調査する「土質試験」
5.7現場の過去と周囲を見る、これで減災を図ろう

6章地盤調査結果の評価
6.1評価は「点」でなく「断面」で行う
6.2「水平、同厚、同質盛土」、これで不同沈下は防げる
6.3厄介な超軟弱地盤
6.4地盤推定断面図を描いてみよう
6.5 盛土地盤での地盤の指示力度算定式や沈下算定式は、そのまま用いない方が良い
6.6立地・土質・地歴・支持力などを総合評価

Ⅲ部平時・災害時の不同沈下対策

7章平時の不同沈下対策
7.1表土を固めて支持する地盤改良・補強
7.2深部の硬い地盤で支持する補強工法

8章不同沈下している建物の修復
8.1土台下にジャッキを入れて持ち揚げる「土台揚げ工法」
8.2基礎下の地盤に耐圧版を設置して持ち揚げる「耐圧版工法」
8.3基礎横に打ち込んだ鋼管杭を反力として持ち揚げる「管内落下工法」
8.4建物の重さを反力にして押し込んだ鋼管杭で持ち揚げる「アンダーピニング工法」
8.5耐圧版下に薬液を注入する注入圧で持ち揚げる「注入工法」
8.6安価な沈下修正の新機軸「モードセルアンカーボルト工法」

9章自然災害時の不同沈下対策
9.1「運」を味方にした地震・豪雨時の減災対策
9.2戸建て住宅での液状化対策
9.3豪雨時の浸水・洗掘対策
コラム「宅地の災害耐力カルテ」でチェックしてみよう

※各種調査・工法のコスト・メリット比較表

おわりに
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