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  • 発売日:2024/07/21
  • 出版社:学芸出版社
  • ISBN/JAN:9784761528973

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バザールカフェ ばらばらだけど共に生きる場をつくる

バザールカフェ ばらばらだけど共に生きる場をつくる

狭間 明日実
佐々木 結
松浦 千恵
野村 裕美
マーサ メンセンディーク
通常価格 2,200 円(税込)
通常価格 セール価格 2,000 円
セール 売り切れ
  • 発売日:2024/07/21
  • 出版社:学芸出版社
  • ISBN/JAN:9784761528973
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商品説明
バザールカフェとは、京都市上京区今出川で1990年代後半から、マイノリティであることで労働ができない、居場所がないなどの孤立問題を社会課題とし、その解決のために活動を続けるカフェ(団体)である( https://www.bazaarcafe.org/ )。
ヴォーリズ建築の古い洋館をリノベーションした“ふつうの”カフェであるが、運営を担うのは日本基督教団京都教区とアーティスト、市民運動家、大学教員、宣教師、牧師などだ。
バザールカフェでは、マイノリティと総称される、セクシュアリティ、依存症、ひきこもり、出所歴、HIV陽性、国籍など、異なった現実で孤独に生きている人々がありのままで共に過ごしている。こうした人々を雇用したり、牧師や芸術家、学生や近隣の住民や子どもも出入り(ブレンディング・コミュニティ)したりし、居場所を提供する実践を重ねている。
いわばコミュニティカフェとソーシャルワークが交差し、歴史ある建築や自然豊かな庭などの場の特性を活かしながら市場的コミュニティが成り立っている稀有な拠点なのだ。
何も知らないまま偶然出会い、だれもが自己の存在価値に気付くことのできる場であり、マイノリティ同士だけでかたまった居場所や当事者・支援者・家族だけで完結する従来の支援のかたちを覆す場でもある。
本書は、当事者だけでなく支援者もすべての人が受け入れられ、共に学ぶ場として多様性を尊重する社会空間となっているバザールカフェの25年にわたる実践を伝えることを目的としている。こんな場所が社会の中に必要なのだという認識から、誰かにとって「生きててもいい」と思える場所が広がっていくことを目指している。
目次
はじめに

1章 カフェの日常を支える土台
1-1. 木々に囲まれたカフェにある、かすかな違和感
1-2. 雑然さが「隙」をつくる
1-3. いろんな顔をもつ市場
1-4. しなやかに形を変えていくネットワーク
1-5. ひらかれた関係の中で自分をみつめる

2章 バザールカフェには誰がいる?
2-1. まず「人」として出会う
2-2. 多国籍メニューをつくる外国人シェフ:バザールは第2のホーム
2-3. アルコール依存症のゲンさん:誰かに必要とされる場所
2-4. 依存症の当事者でもある店長:「私、ここにいて良いんだな」
2-5. 皿洗いをする高校教師:違う自分になれる場所
2-6. 常連客の牧師:肩書をおろして過ごせる場所
2-7. 社会福祉学科の実習生:実習で得た一番の財産は居場所
2-8. たろうと3人のおとな:ふしぎな子育ての場
2-9. 支援されるソーシャルワーカー: 「お互い様なんだな」
2-10. ボブちゃん「と」英一:ありのままの姿へ
2-11. ひとし: 人生を変えるたくさんの出会い

3章 バザールカフェ的ソーシャルワーク実践
3-1. 社会がつくってきた生きづらさの中で生きる
3-2. ある一日の記録:カフェとソーシャルワーク
3-3. ソーシャルワーカーの葛藤
3-4. バザールカフェにあるコミュニティワーク
3-5. バザールカフェにある漠然とした信頼感
3-6. 私の役割とバザールカフェが目指すもの

4章 そこに広がる「生命モデル」の世界
4-1. ソーシャルワーカーの悔いのストーリー
4-2. 生命モデルの庭につながる小径を歩く
4-3. ソーシャルワーク理論発展の歴史
4-4. バザールカフェのソーシャルワーク

5章 学びの場としてのバザール:コーヒーハウスミニストリー
5-1. 型にハマらない学びの場
5-2. 「持続可能なソーシャルワーク」を支える仕組み

6章 ブレンディング・コミュニティを生み出すカフェの試み
6-1. バザールカフェはコミュニティカフェなのか
6-2. バザールカフェに巻き込まれる
6-3. HIV/エイズの社会問題化と京都が果たした役割
6-4. インクルーシブなカフェの成り立ち:キリスト教とアートの邂逅
6-5. 困難と隣り合わせのカフェ運営
6-6. ブレンディング・コミュニティという支え合いのかたち

おわりに
目次
はじめに

1章 カフェの日常を支える土台
1-1. 木々に囲まれたカフェにある、かすかな違和感
1-2. 雑然さが「隙」をつくる
1-3. いろんな顔をもつ市場
1-4. しなやかに形を変えていくネットワーク
1-5. ひらかれた関係の中で自分をみつめる

2章 バザールカフェには誰がいる?
2-1. まず「人」として出会う
2-2. 多国籍メニューをつくる外国人シェフ:バザールは第2のホーム
2-3. アルコール依存症のゲンさん:誰かに必要とされる場所
2-4. 依存症の当事者でもある店長:「私、ここにいて良いんだな」
2-5. 皿洗いをする高校教師:違う自分になれる場所
2-6. 常連客の牧師:肩書をおろして過ごせる場所
2-7. 社会福祉学科の実習生:実習で得た一番の財産は居場所
2-8. たろうと3人のおとな:ふしぎな子育ての場
2-9. 支援されるソーシャルワーカー: 「お互い様なんだな」
2-10. ボブちゃん「と」英一:ありのままの姿へ
2-11. ひとし: 人生を変えるたくさんの出会い

3章 バザールカフェ的ソーシャルワーク実践
3-1. 社会がつくってきた生きづらさの中で生きる
3-2. ある一日の記録:カフェとソーシャルワーク
3-3. ソーシャルワーカーの葛藤
3-4. バザールカフェにあるコミュニティワーク
3-5. バザールカフェにある漠然とした信頼感
3-6. 私の役割とバザールカフェが目指すもの

4章 そこに広がる「生命モデル」の世界
4-1. ソーシャルワーカーの悔いのストーリー
4-2. 生命モデルの庭につながる小径を歩く
4-3. ソーシャルワーク理論発展の歴史
4-4. バザールカフェのソーシャルワーク

5章 学びの場としてのバザール:コーヒーハウスミニストリー
5-1. 型にハマらない学びの場
5-2. 「持続可能なソーシャルワーク」を支える仕組み

6章 ブレンディング・コミュニティを生み出すカフェの試み
6-1. バザールカフェはコミュニティカフェなのか
6-2. バザールカフェに巻き込まれる
6-3. HIV/エイズの社会問題化と京都が果たした役割
6-4. インクルーシブなカフェの成り立ち:キリスト教とアートの邂逅
6-5. 困難と隣り合わせのカフェ運営
6-6. ブレンディング・コミュニティという支え合いのかたち

おわりに
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