- 発売日:2025/03/19
- 出版社:みすず書房
- ISBN/JAN:9784622097006
目次
第1章 リアリストはなぜ現実から遠ざかるのか
はじめに
1 自然主義というリアリズム
2 自然主義と戦争原因
3 自然主義の継承と批判
4 リアリズムの非現実性
5 構造主義による現実からのあらたな乖離
6 構造主義における変化の位置付け
7 国際政治学が変化を受け容れにくい理由
おわりに
第2章 グローバル社会論は新たなパラダイムとなり得るか
はじめに
1 国家の外に社会は存在しないというテーゼについて
2 国際社会論とは――リアリストの発想から生まれたシステムと社会
3 英国学派のその後の貢献
4 国際社会論からグローバル社会論へ
5 グローバル市民社会の展望
6 市民権の行方
7 市民社会と批判理論
おわりに
第3章 「公共」は国家を越えるか
はじめに
1 グローバル公共性をめぐる論争――ノミナリズムとミニマリズムの克服
2 グローバル社会における公共性
3 グローバル公共政策の可能性
第4章 脱領域的な正義の構想
はじめに
1 国際正義の基本的性格
2 グローバル化と国際正義の限界
3 グローバルな正義の概念化のために
第5章 グローバル化というデモクラシーにとっての試練
はじめに
1 グローバル化とデモクラシー後退論
2 あらたな運動主体の探索
3 デモクラシーの内包と外延
4 国境を越えるデモクラシーに代表制は必要か
おわりに
第6章 集団的自己決定の行方――ローカルなものを活かすには
はじめに
1 デモクラシーを支えた二つの自己決定
2 戦後の自己決定ディスコースの後退
3 「決定の喪失感」が引き起こす問題
4 領土獲得という自己決定とその限界
5 自己決定領域の再編に向けて
おわりに
第7章 主権の新思考とは――EUのこころみ
はじめに――EUと主権論争
1 主権概念の戦略的な組み換え
2 統合と主権についての理論的説明
3 東アジアにおける主権ディスコース――ヨーロッパとの比較
4 統合による主権の強化?
第8章 コスモポリタニズムの現実性――グローバル化を背景に
はじめに
1 コミュニタリアンに対する擁
2 文化相対主義者に対する擁護
3 デモクラートとリベラルに対する擁護
4 世界国家と世界政府をめぐって
あとがき
初出一覧
索引
はじめに
1 自然主義というリアリズム
2 自然主義と戦争原因
3 自然主義の継承と批判
4 リアリズムの非現実性
5 構造主義による現実からのあらたな乖離
6 構造主義における変化の位置付け
7 国際政治学が変化を受け容れにくい理由
おわりに
第2章 グローバル社会論は新たなパラダイムとなり得るか
はじめに
1 国家の外に社会は存在しないというテーゼについて
2 国際社会論とは――リアリストの発想から生まれたシステムと社会
3 英国学派のその後の貢献
4 国際社会論からグローバル社会論へ
5 グローバル市民社会の展望
6 市民権の行方
7 市民社会と批判理論
おわりに
第3章 「公共」は国家を越えるか
はじめに
1 グローバル公共性をめぐる論争――ノミナリズムとミニマリズムの克服
2 グローバル社会における公共性
3 グローバル公共政策の可能性
第4章 脱領域的な正義の構想
はじめに
1 国際正義の基本的性格
2 グローバル化と国際正義の限界
3 グローバルな正義の概念化のために
第5章 グローバル化というデモクラシーにとっての試練
はじめに
1 グローバル化とデモクラシー後退論
2 あらたな運動主体の探索
3 デモクラシーの内包と外延
4 国境を越えるデモクラシーに代表制は必要か
おわりに
第6章 集団的自己決定の行方――ローカルなものを活かすには
はじめに
1 デモクラシーを支えた二つの自己決定
2 戦後の自己決定ディスコースの後退
3 「決定の喪失感」が引き起こす問題
4 領土獲得という自己決定とその限界
5 自己決定領域の再編に向けて
おわりに
第7章 主権の新思考とは――EUのこころみ
はじめに――EUと主権論争
1 主権概念の戦略的な組み換え
2 統合と主権についての理論的説明
3 東アジアにおける主権ディスコース――ヨーロッパとの比較
4 統合による主権の強化?
第8章 コスモポリタニズムの現実性――グローバル化を背景に
はじめに
1 コミュニタリアンに対する擁
2 文化相対主義者に対する擁護
3 デモクラートとリベラルに対する擁護
4 世界国家と世界政府をめぐって
あとがき
初出一覧
索引
