ご存じですか、永久歯として萌出する前にむし歯になってしまう歯があることを? そしてこの歯がその後の「健康」に大きく関わってくることを?
横浜市で学校歯科医として活動し、担当した小学校を「95%むし歯なし」にした著者が、数多くの臨床経験で見つけた「6歳むし歯」。それは永久歯として萌出する前、下顎の左右の第一大臼歯がその場所と形状が大きな原因となって、むし歯になってしまうということです。「生えてくる前にむし歯!」という、親としては信じがたいことを防ぐには何をすべきなのでしょうか? また、歯を失うと様々な不調を誘引するといわれ、歯を失うのは歯周病が原因と思われていますが、じつは6歳むし歯がもとになっているという事実。そのほか「歯」と「健康」にまつわる話が満載の本です!
目次
第一章「歯」は健康のバロメーター
第二章 意外と知られていない「口腔機能」の大切さ
第三章 学校歯科医をやってわかった子どものむし歯の原因
第四章「むし歯」のことを知って、歯を守ろう!
第五章 子どもは「小さな大人」ではない