孤独はさびしいというのは、思い込みです。
「孤独だからこそ、できることがある」と受け入れた瞬間から、人生はうまく回り始める。
慣れていない人は、最初はさびしさが残りますが、じきに慣れます。
「孤独の楽しみは山ほどある」とポジティブにとらえると、毎日が楽しくなってきます。
孤独を楽しめる人は、かっこよく、うつくしく、幸せな人であり、広く多くの人に支えられて生き生きと輝く人でもあるのです。
孤独を基本として生きれば、心は自由になります。やりたいこと、好きなことをとことん追い求めることができる。時間も場所も自由になって、楽しみや幸せは何倍にもなります。
この本では、「幸せな孤独」の姿を浮き彫りにします。読むだけで、あなたは「自分で自分を幸せにできる」というイメージをもつことができるでしょう。
そして、どんな立場にいても「一人で幸せになれる」という術はもっていたほうがいいのです。そうでなければ、なにかに期待して、さらに孤独感に陥ることの繰り返しです。
自分のことを世界でいちばん考えているのは自分自身。だれでもなく、あなた自身が自分のことを、最高に幸せにしてあげてください。
第1章
孤独の感情に引きずられるのは、大損です
〝さびしさ〝罪悪感は、「気のせい」です
第2章
孤独を楽しめる人の感情の整理術
孤独の正体を知って、〝さびしさの感情とうまくつき合いましょう
第3章
孤独こそ、自由で幸せな生き方
孤独を歓迎すると、たくさんの効用があります
第4章
孤独を楽しむためのレッスン
一人でも、だれかと一緒にいても、孤独を楽しめる人は、たおやかに生きる
第5章
孤独を楽しんで生きる人、孤独でダメになる人
強くなくてもいい。飄々(ひょうひょう)と心穏やかでしなやかに
第6章
孤独を楽しむ人の人間関係、ダメになる人の人間関係
自分を生かし、相手も生かすという関係があります