知れば知るほど怖くなる「元素」のはなし。
すべては「元素」で始まり、世界は「ヒト」が終わらせるのか!?
本書では、”元素”という視点から「身の周りにあふれる、危険な化学物質」「日本史上、悲惨な四大公害病」「核戦争への脅威」「技術革新による資源の枯渇と地球環境問題」などを取り上げています。
身近で起こる化学物質の事故から、人々を魅了し続けた悪魔の化学物質や、地球の資源・環境問題までを幅広くご紹介し、現代社会を生きる人々へ向けて、警鐘を鳴らす一冊です。
◇本書のおもな内容:ヒンデンブルク号炎上事件が水素を恐怖の代名詞にした!/目に見えず、臭いもなく忍び寄る一酸化炭素中毒の恐怖/悲痛の代名詞「イタイ、イタイ!」という叫びから名づけられた公害病/ニュートンがもっとも精力を傾けたのは錬金術の研究だった/地球環境問題の「窒素汚染」とは何か?/最先端機器に必要な「産業のビタミン」レアメタルで中国が世界制覇など……。