日本史の教科書だと、どうしても章ごとに歴史は分断されてしまう。奈良時代の文化史と平安時代の文化史がどのように関連しているのか、鎌倉時代の政治が室町時代の政治にどんな影響を与えたのか、などスムーズに理解することが難しい。
本書では、「社会・人物・政治・文化・外交」のテーマ別で解説し、日本の社会や政治や文化、そして外交がどのように動いていったのか、をかんたんに理解できるようになっている。
(内容例)【社会】日本の稲作は定説より五千年も前から始まっていた/【人物】邪馬台国の女王・卑弥呼の顔はゆがんでいた?/【政治】南北朝時代が六十年で終結したとする教科書は間違い?【文化】安土城址から出土した金の鯱が信長の独創性を語る/【外交】太平洋戦争の原因は、日露戦争にあった?
本書は、『目からウロコの日本史』『目からウロコの近現代史』『目からウロコの太平洋戦争』を再編集したものです。