死を招く「呪いの痣」の噂、知ってる?
エクスペリエンスが贈る、ホラーアドベンチャーゲーム『死印』待望の公式ノベライズ。
「ようこそ、九条館へ」
男は気が付くと、見知らぬ洋館の前に立っていた。
何かに引き寄せられるように館に足を踏み入れた男を出迎えたのは、人の言葉を話す美しい人形だった。
メリイと名乗る人形は、男の腕に死へのカウントダウンを意味する痣【シルシ】が刻まれていることを指摘する。
さらに、このままでは本日の夜明けまでに死を迎えることを告げるのだった。
九条館に助けを求めて訪れる【シルシ】を持った者たち、印人(しるしびと)とともに、主人公は死への恐怖と戦いつつ、【シルシ】を刻んだ【怪異】へと立ち向かう。
果たして生き残ることが出来るのか、そして何故、主人公は【シルシ】を刻まれたのか。
小説版では、オリジナル展開とともに、ゲームでは描かれなかった、登場人物の背景についても明かされます。