成果主義、業績第一主義が当たり前の時代だが、現場で働く人たちのなかにはやりがいや働きがいがもてずに悩んでいる人も多いのではないか。「つくればいい、売れればいい」というだけでは人間は満足しない。そこに哲学がなければエネルギーが湧かないものだ。▼そこで、本書は経営の神様・松下幸之助の残したメッセージのなかから「ビジネス哲学」という観点から整理し、写真やイラストを使って96ページオールカラーでまとめた。ストーリーで読む波瀾の人生、エピソードで読む仕事術、キーワードで読むビジネス感覚など、今日のビジネスパーソンにも役立つ見方や考え方をふんだんに盛り込んだ。▼20代、30代の次代を担う若手から管理職、経営者まで、幅広い層に役立つ哲学が紹介されているはずだ。仕事で迷ったとき、上司・部下との人間関係で悩んだときなどに読めば、解決のヒントや心に響く言葉が見つかるだろう。