- 発売日:2025/01/10
- 出版社:筑摩書房
- ISBN/JAN:9784480685131
目次
はじめに
読解力は身につくのか/そもそも読解力とはなんなのか
第一章 三つの読解
1 表象構築の読解力
二種類の表象構築/状況モデルは必要か
2 三種類の読解の目的地
心を動かす読解/批判的読解
3 三つの目的地を目指して
第二章 読んで理解するための心の「道具」
1 「心のメモ帳」ワーキングメモリ
ワーキングメモリの限界
2 スキーマ
3 読解で使われる“心のメモ帳”と“フィルター”
第三章 文字を読むのは簡単か
1 線から文字への自動変換
2 文字を読めるのは当たり前か
教育の必要性/発達性ディスレクシア
3 文字を読めないことによって生じるつまずき
4 解決は可能か
第四章 単語を知っているということ──ボキャブラリー
1 単語を知らないことはどのくらい問題か
2 三種類の語彙
3 知っている単語を増やすには
4 適切な意味を選ぶ
5 語彙と読解
第五章 文の意味を読み解く
1 文をどのように「見ている」か
2 統語の基本―語順
3 ヒューリスティックを用いた意味理解
4 複雑な文の意味を理解する
5 文の外の情報を用いた推論
6 教科書は案外難しい
第六章 文章全体を把握する
1 命題と命題をつなげる
2 命題を整理する
3 トップダウンのプロセス
範囲を絞って考える/“先行オーガナイザー”の効果
4 文章のジャンルによる違いー物語のほうが読みやすいのはなぜか
5 読み上げることと分かることの差
第七章 表象構築のために何ができるか
1 文章の要因、読み手の要因
2 読解能力とはなにか──読解のスキルと方略
3 読解方略を身につける
どのような方略があるか知る/使ってみる
第八章 心を動かす読解
1 心を動かす読解に正解はあるのか
2 物語への旅
3 物語が人を変える
4 作戦としての物語説得
5 自分の枠を広げる力としての読解力
第九章 状況モデルの批判とアップデート
1 「わからないことがわかる」―メタ認知
メタ認知の働き/批判的読解におけるメタ認知
2 間違った知識を修正する
3 誤情報に対抗するためにできること
4 持っている枠を超える力としての読解力
第一〇章 おわりに──読解力の地図は描けたか
もっと知りたい人へ/最後にひとこと……
読解力は身につくのか/そもそも読解力とはなんなのか
第一章 三つの読解
1 表象構築の読解力
二種類の表象構築/状況モデルは必要か
2 三種類の読解の目的地
心を動かす読解/批判的読解
3 三つの目的地を目指して
第二章 読んで理解するための心の「道具」
1 「心のメモ帳」ワーキングメモリ
ワーキングメモリの限界
2 スキーマ
3 読解で使われる“心のメモ帳”と“フィルター”
第三章 文字を読むのは簡単か
1 線から文字への自動変換
2 文字を読めるのは当たり前か
教育の必要性/発達性ディスレクシア
3 文字を読めないことによって生じるつまずき
4 解決は可能か
第四章 単語を知っているということ──ボキャブラリー
1 単語を知らないことはどのくらい問題か
2 三種類の語彙
3 知っている単語を増やすには
4 適切な意味を選ぶ
5 語彙と読解
第五章 文の意味を読み解く
1 文をどのように「見ている」か
2 統語の基本―語順
3 ヒューリスティックを用いた意味理解
4 複雑な文の意味を理解する
5 文の外の情報を用いた推論
6 教科書は案外難しい
第六章 文章全体を把握する
1 命題と命題をつなげる
2 命題を整理する
3 トップダウンのプロセス
範囲を絞って考える/“先行オーガナイザー”の効果
4 文章のジャンルによる違いー物語のほうが読みやすいのはなぜか
5 読み上げることと分かることの差
第七章 表象構築のために何ができるか
1 文章の要因、読み手の要因
2 読解能力とはなにか──読解のスキルと方略
3 読解方略を身につける
どのような方略があるか知る/使ってみる
第八章 心を動かす読解
1 心を動かす読解に正解はあるのか
2 物語への旅
3 物語が人を変える
4 作戦としての物語説得
5 自分の枠を広げる力としての読解力
第九章 状況モデルの批判とアップデート
1 「わからないことがわかる」―メタ認知
メタ認知の働き/批判的読解におけるメタ認知
2 間違った知識を修正する
3 誤情報に対抗するためにできること
4 持っている枠を超える力としての読解力
第一〇章 おわりに──読解力の地図は描けたか
もっと知りたい人へ/最後にひとこと……
