ネズミたち、今日を捨て身で生きている。
東京の繁華街で出会った "ちかくてとおいけもの" のロックな日常!!
人が暮らしている街には、ネズミたちもひっそりと暮らしています。
彼らはドブネズミと呼ばれ、人間たちにはあまり歓迎されない存在、どころか嫌われ者です。
そんなネズミたちに興味をもって、彼らの日常のさまざまな姿を記録し続けたのが原啓義さんです。
原さんが撮影した街ネズミの写真は、高く評価され、2021年度第46回伊奈信男賞を受賞しています。
原さんは、カメラを手に東京の繁華街を巡り歩き、あるがまま、ありのままの、ネズミたちの姿を撮影してきました。
そのネズミたちの姿は、「えっ、これはヤラセじゃないの?」と思うほど、愛らしかったり、滑稽だったり、まさに目からウロコの連続です。
本作は第8回写真出版賞の大賞受賞作です。