“漫画の新たな可能性を拓く”と評された新鋭による驚異のマンガ体験
●カフカの「城」
●漱石の「こころ」より“先生と私”
●ポーの「盗まれた手紙」
●ドストエフスキーの「鰐」
ポーやドストエフスキーの大胆にして精緻なマンガ化に出会うのは、斬新な新訳に出会うのと同じ嬉しさがある。ここにはまるごと1ジャンル、新しい文学の可能性が見えている。─柴田元幸氏
歴史上のブンガクも、森泉の手に掛かると同じ寸法に収まってエッセンスだけとなる。まるで魔法だ。椹木野衣氏
限られたページを読む間に小説そのものの世界を確かに生きることができる。心の奥深くにずっととどまる1冊。柴崎友香氏