「被害者」には名前がある。
彼女の言葉を吸収したら、きっと想像できるはず。
私たちはここにいる。
伊藤詩織(ジャーナリスト)
☆全米批評家協会賞〔自伝部門〕受賞(2019)☆
☆ニューヨーク・タイムズ紙「ベストセラー」(2019)☆
☆グラマー誌「ウイメン・オブ・ザ・イヤー」(2016)☆
☆タイム誌「ネクスト100」(2019)☆
☆フォーブス誌「30歳未満の30人」(2020)☆
2015年の米スタンフォード大で、シャネルを襲った性暴力事件。自身の身体に残された傷跡、そして現場から逃亡しようとした加害者と、それを阻止した目撃者の存在は、犯行が疑いのないものであることを示していた。しかし、事件以後の彼女に訪れた、孤独感や羞恥心との絶え間ない闘いの日々……彼女は何に怯え、何と闘い、何に勇気づけられてきたのか? 自分自身を取り戻すために過ごさなければならなかった波乱に満ちた時間を描き、社会や司法制度が抱える差別や抑圧に挑んだ、衝撃的な回想録。全世界が絶賛したノンフィクション。