高校でも正規授業として必修化され、社会人にとっても一般教養になったと言えるような状況が生まれている「情報とプログラミング」に焦点を当てた入門書の決定版として本書をお贈りします。もちろん内容的には、高校生にとどまらず社会人のプログラミング入門にも十分に応え得るものです。何らかの言語の入門ではなくプログラミングの「考え方の入門」であることから、まったく何の知識もない方にも抵抗なく入っていただけます。まずは本書を読んで、プログラミングとはどういうものか、どういう考え方をすればよいのかを理解したうえで、Pythonなど具体的な言語の入門書を手に取るなりして次のステップに進んでいただくのが、遠回りなようで実は最も効率的な学習方法なのです。前提知識は必要ありません。今後社会で活躍する人に必ず求められるはずの基礎知識(=プログラミング)を獲得するための第一歩として、本書をご活用ください。