われらがカウンセラー、東畑開人の
一般書デビュー作、文庫で登場!
文庫版あとがき「8年後の答え合わせ、あるいは効果研究」を付した
完全決定版です。
人生に痛めつけられたからこそ、
人を癒やす力を得た野生の医者たち。
彼女・彼らと共に過ごした
灼熱のフィールドワークの記録!
気鋭の心理学者にしてカウンセラーは、精神科クリニックを辞め、学界を揺るがすこと必至のフィールドワークを開始。沖縄で人々の心を癒やし続ける謎のヒーラー達を取材しながら自ら治療を受け、臨床心理学を相対化しようと試みた。「野の精神医療」と学問の狭間で辿り着いた驚愕の発見とは? 涙と笑いの学術エンタテインメント。
目次:
文庫版まえがき
プロローグミルミルイッテンシューチュー、6番目のオバア
1章 授賞式は肩身が狭い「野の医者の医療人類学」を説明しておこう
2章 魔女と出会って、デトックス傷ついた治療者たち
3章 なぜ、沖縄には野の医者が多いのかブリコラージュするマブイ
4章 野の医者は語る、語りすぎる説得する治療者たち
5章 スピダーリちゃあみいさんのミラクルな日常
6章 マスターセラピストを追いかけて潜在意識と神について
7章 研究ってなんのためにある?学問という文化
8章 臨床心理士、マインドブロックバスターになる心の治療は時代の子
9章 野の医者は笑う心の治療とは何か
エピローグミラクルストーリーは終わらない
謝辞
8年後の答え合わせ、あるいは効果研究文庫版あとがき
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