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  • 発売日:2023/04/20
  • 出版社:中央公論新社
  • ISBN/JAN:9784120056529

台湾文学

台湾漫遊鉄道のふたり

台湾漫遊鉄道のふたり

楊双子
三浦裕子 (翻訳)
通常価格 2,200 円(税込)
通常価格 セール価格 2,000 円
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  • 発売日:2023/04/20
  • 出版社:中央公論新社
  • ISBN/JAN:9784120056529
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商品説明
\ 第75回全米図書賞・翻訳文学部門(Lin King訳)受賞!/
\ 第10回日本翻訳大賞受賞!/



炒米粉、魯肉飯、冬瓜茶……あなたとなら何十杯でも――。
結婚から逃げる日本人作家・千鶴子と、お仕着せの許婚をもつ台湾人通訳・千鶴。
ふたりは底知れぬ食欲と“秘めた傷”をお供に、昭和十三年、台湾縦貫鉄道の旅に出る。

「私はこの作品を過去の物語ではなく、現在こそ必要な物語として読んだ。
そして、ラストの仕掛けの巧妙さ。ああ、うまい。ただ甘いだけではない、苦みと切なさを伴う、極上の味わいだ。」
古内一絵さん大満足

1938年、五月の台湾。
作家・青山千鶴子は講演旅行に招かれ、台湾人通訳・王千鶴と出会う。
現地の食文化や歴史に通じるのみならず、料理の腕まで天才的な千鶴とともに、
台湾縦貫鉄道に乗りこみ、つぎつぎ台湾の味に魅了されていく。
しかし、いつまでも心の奥を見せない千鶴に、千鶴子は焦燥感を募らせる。
国家の争い、女性への抑圧、植民地をめぐる立場の差―――
あらゆる壁に阻まれ、傷つきながら、ふたりの旅はどこへ行く。
目次
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