竜介との絶縁状態は続き、学校でも級友の兵藤からイジメを受けるようになってしまう。そんな散々な毎日の中で、コユキはギターを弾き続ける。まるで取りつかれたように‥‥。一方、竜介率いるBECKは平の加入で本格的に活動を開始。初めてのライブで、竜介の肩には弾痕のある不気味なギター“ルシール”が下がっていた。その強烈なサウンドは、ライブを見に来ていた栄二をも圧倒する。3年生に進級したコユキは、ようやく竜介とのわだかまりも解け、BECKの練習に参加するようになる。コユキに可能性を見出した竜介は、彼を新たなメンバーに加えようとしていた。