伊豆の山奥で仙人のように暮らし、自給自足で生活するふるさと村を主宰していた秋山龍三氏。肥満、不眠、アレルギー、糖尿病、ガンなど、さまざまな病気、不調に悩む人を、「食」で健康に導いてきた秋山氏の著書『「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる』は10万部を超えるベストセラーだ。
秋山氏の食養の考えに感銘を受けてふるさと村に移住した元ヴィレッジヴァンガード社員だった山田剛氏。秋山氏に師事し、ともに暮らし都会生活でだめになった自身の体を復活させることができた山田氏は、秋山氏が逝去した後もふるさと村の敷地に暮らし、秋山食養の実践と自給自足を目指し活動している。梅干しや味噌などの加工食品や野菜の購入を希望される数百人のふるさと村会員枠には、全国から見えない行列ができています。(会員数の倍以上が何年も入会待ちの状態)
そんな山田剛氏が「秋山龍三の言葉」を軸に、伊豆ふるさと村の食養生活やレシピを写真やイラストとともに紹介。
秋山先生が、自然や人生や教育・戦争体験などから発した深い数々の言葉と、それにまつわるエピソードとともに、より食養に理解を深めていける1冊です。
イラストは秋山氏の本に共著として名を連ねる草野かおる氏が担当。
例:秋山先生の言葉
「食べものが血液をつくり、血液がからだをつくる」「生きた食べものを食べる」「よく噛んで食べることは命を長らえる唯一の手段」「健康、長命の鍵は『少食・保温・安静』
「人間も動物であり、自然に生かされている存在」「食べものが工業食品になっている」「食品添加物だけではなく、肉・油・砂糖と縁を切るだけで驚くほど体調が変わる」「体温の低下に注意する」「親が子をダメにする」「ぬか床は酵素が充満した宝庫」「ドクダミ 昔から十薬として重宝されてきた薬草」など