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  • 発売日:20240626
  • 出版社:講談社
  • ISBN/JAN:9784065350119

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この三日月の夜に

この三日月の夜に

山口 小夜子(著)

通常価格 1,870 円(税込)
通常価格 セール価格 1,700 円
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商品説明
ファッションの街・パリでコレクション・モデルとしてデビューし、一シーズンに十数件のショーを掛け持ちするなど、文字通りのトップモデルとして活躍した山口小夜子。
モデル・俳優の冨永愛は、もっと尊敬する存在と公言する。
マツコ・デラックスは美の化身と絶賛。
亡くなって15年以上が経つが、いまも多くの女性がそのファッションやメイクに憧れ、模倣する。東京都現代美術館の「山口小夜子 未来を着る人」展覧会(2015年)には5万6000人もの人が来場した。
山口小夜子は、印象的な言葉を数多く残した人でもあった。
「10代は今でいう、引きこもり気味の少女。20代は仕事をしているものの、先が見えないことのつらさで落ち込むこともよくあった。
ダウンしたときは街に出て、様々な本や美術、映画や絵画、音楽などに助けられた。
そして同じ思い、同じ感性の人たちと出会い、人前に出て恥もかいて、そこからさらに何かができるようになって、どんどん楽しくなっていった。薄紙を1枚1枚はぐように、ページを1枚ずつめくるように、少しずつ自由になっていったの」
「着るという意識さえあれば、何でも着ることができるだろうと思っているんですよ。空気も今着ているかも知れないし、水も着ることができるかも知れないし、着るという観点ですべてを見ていけば、私たちはすべてを着ているのかも知れない。この今私たちがいる空間も、そうかも知れないですよね。それは意識の問題ですよね」
「なにか意図的なものを排除する。自分をなくす――そこから入ることが、一番、本質に触れることなんじゃないかなと思います。
地球をとりまくエネルギーとか、人の心とか、木とか風とか、すべていまここの現実にあるもの、それが、ひとつに融合すること。そういうことが最終的に形に、私なりの答えとして形になればいいなと思って」
横須賀功光氏の残した圧倒的に美しい写真と、山口小夜子の「天につながる」言葉でつむぐ、唯一無二の本。
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目次
1 港の見える丘から
2 黒髪、おかっぱのモデル
3 東洋の神秘と言われて
4 主役は服だから――「着る」という仕事
5 ふだん着のパリ
6 小夜子の魅力学・美容と健康
7 本、映画、舞台
8 生涯この道で
9 心が身体を着ている
10 自分を無にして
11 日本の美と着物
12 自由に、私らしく
  • 発売日:20240626
  • 出版社:講談社
  • ISBN/JAN:9784065350119
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