大学進学のため田舎を出て一人暮らしを始めた鳥居さち子は、同じ下宿に住む一学年上の先輩・倉本慎と出会う。何もかも唐突過ぎる慎の言動に、不思議と居心地の良さを感じるさち子。そして二人は付き合うことにーー。だが、その夜。身体の関係を結ぼうとしたさち子と慎に、ある問題が発生するのだった。
発売即13万部を突破し、各メディアやSNSで大反響を呼んだ衝撃の私小説『夫のちんぽが入らない』(こだま・著)。繋がれない痛みの中で懸命に生きる女性の半生を、『R中学生』『水色の部屋』のゴトウユキコが鮮烈コミカライズ!学校、社会、そして男女の関係。様々な場所において彼女を苦しめたのは、「普通」という名の「呪い」だったーー。生きづらさを抱えたすべての人達に捧ぐ、絶望と希望の人生譚が幕を開ける!!