イルカとお話することはできるのか。高校時代に抱いた夢を追いかけ、研究をつづけてきた村山司教授が、鴨川シーワールドで飼育されているシロイルカ(ベルーガ)のナックと出会い、言葉を覚えさせることができるのかという奮闘の20年間を描きます。彼らの目に見えたモノと言葉を結びつける訓練、人の声をマネして鳴き声を出させる訓練といったように、どんどんナックが“スーパー・ベルーガ”に成長していく姿を描きます。
本書の著者、東海大学海洋学部の村山司教授が、イルカが人の言葉をまねられることを世界で初めて証明し、国際心理学誌電子版に発表! いま、ニュース、ワイドショーで話題沸騰中のイルカ博士。その20年の奮闘を描きます。
イルカとお話することはできるのか。高校時代にアメリカの映画『イルカの日』を観て以来、夢のようなテーマを追いかけつづけてきた村山司教授が、鴨川シーワールドで飼育されているシロイルカ(ベルーガ)のナックと出会い、言葉を覚えさせることができるのかという奮闘の20年間を描きます。知能テスト、彼らの目にはモノがどう見えているのか、モノと言葉を結びつける訓練、そして、人の声をマネして音を出させる(鳴き声を出させる)訓練といったように、段階を追って、“スーパー・ベルーガ”ナックはどんどん知識を吸収していきます。
そうしたユニークな訓練風景のほか、どうしてイルカは頭がいい動物なのかといった村山教授による解説も盛り込みます。
この本を読んだ後、水族館のイルカショーを見てみてください。もっともっとイルカのすごさが伝わってくるはずです。