講談社が運営するモバイルサッカーサイト『ゲキサカ』(http://gekisaka.jp)の人気“審判コラム”『No Referee, No Football』に加筆・修正をした待望の単行本化。2010年のJリーグで話題となった明らかな誤審やミスに見えて実は正しかった判定、試合を観戦する人に分かりにくかったジャッジなどを解説していく。さらに本書では、2010年最大のトピックスであったワールドカップにまつわる審判の現状や未来についても書き下ろした。
2010年のワールドカップ南アフリカ大会。ベスト16進出を果たした日本代表チームとともに、日本の審判も日本人として初めてワールドカップ決勝の舞台に立つなど大いに活躍した。一方、大会で起きた誤審は世界中で議論を呼び、日本国内でも審判に対する関心が今まで以上に高まってきている。しかし審判のことや判定について詳しく知りたいと思っても、知る術がないのが現状。本書は、こうした不満を抱えるサッカーファンの受け皿となり、「審判」という新たな目線を持つことによって、これまで以上にサッカー観戦を楽しむための新しい見かたを紹介する。