- 発売日:2011/02/25
- 出版社:KADOKAWA
- ISBN/JAN:9784044072223
目次
編者まえがき──『「いき」の構造』の現代訳にあたって
「いき」の構造
序
一 序 説
「いき」は特殊な民族性を帯びたもの
民族性のあらわれとしての言葉
「いき」とchic
「いき」とcoquet
「いき」とraffine
「いき」のexistentiaを求めよ
意識現象としての「いき」から目に見える「いき」へ
二 「いき」の内部構造
媚態──異性との不安定な、緊張した関係
つかず、離れず
「意気」──自分への誇り
「諦め」──執着を断つこと
媚態、意気地、諦めの三位一体
恋にとらわれるのではなく、恋と戯れよ
垢抜けて、張りのある、色っぽさ
三 「いき」の関連概念
「いき」に関連する諸概念とその体系
上品─下品
派手─地味
意気─野暮
渋味─甘味
「いき」と関連諸概念の体系──美意識の六面体
さび、雅、味、乙、きざ、いろっぽさ、chic、raffine
四 「いき」の身体的表現
「いき」な言葉遣い
「いき」な姿勢
「いき」な衣装
「いき」な体つき
「いき」な顔と表情
「いき」な化粧
「いき」な髪型
「いき」な着こなし
「いき」な素足と手のしぐさ
五 「いき」の芸術的表現
具象的芸術と抽象的芸術
純粋な二元性表現としての縞模様
複雑な模様は「いき」でない
「いき」な色
茶屋建築における「いき」
邦楽における「いき」
六 結 論
概念的分析と体験
具体的あらわれとしてではなく内的体験として「いき」を理解せよ
「いき」を西洋文化に見出すことはできるか
九鬼周造の生涯と思想
宿命的な生い立ち
哲学の道へ
結婚と渡欧
九鬼哲学の誕生
京都へ
偶然性の問題
自然の摂理への帰依──すべてが詩のように美しい
『「いき」の構造』の特質と位置
読書案内
「いき」の構造
序
一 序 説
「いき」は特殊な民族性を帯びたもの
民族性のあらわれとしての言葉
「いき」とchic
「いき」とcoquet
「いき」とraffine
「いき」のexistentiaを求めよ
意識現象としての「いき」から目に見える「いき」へ
二 「いき」の内部構造
媚態──異性との不安定な、緊張した関係
つかず、離れず
「意気」──自分への誇り
「諦め」──執着を断つこと
媚態、意気地、諦めの三位一体
恋にとらわれるのではなく、恋と戯れよ
垢抜けて、張りのある、色っぽさ
三 「いき」の関連概念
「いき」に関連する諸概念とその体系
上品─下品
派手─地味
意気─野暮
渋味─甘味
「いき」と関連諸概念の体系──美意識の六面体
さび、雅、味、乙、きざ、いろっぽさ、chic、raffine
四 「いき」の身体的表現
「いき」な言葉遣い
「いき」な姿勢
「いき」な衣装
「いき」な体つき
「いき」な顔と表情
「いき」な化粧
「いき」な髪型
「いき」な着こなし
「いき」な素足と手のしぐさ
五 「いき」の芸術的表現
具象的芸術と抽象的芸術
純粋な二元性表現としての縞模様
複雑な模様は「いき」でない
「いき」な色
茶屋建築における「いき」
邦楽における「いき」
六 結 論
概念的分析と体験
具体的あらわれとしてではなく内的体験として「いき」を理解せよ
「いき」を西洋文化に見出すことはできるか
九鬼周造の生涯と思想
宿命的な生い立ち
哲学の道へ
結婚と渡欧
九鬼哲学の誕生
京都へ
偶然性の問題
自然の摂理への帰依──すべてが詩のように美しい
『「いき」の構造』の特質と位置
読書案内
