- 発売日:2016/03/25
- 出版社:KADOKAWA
- ISBN/JAN:9784044000080
目次
■第一章 外国人がみた日本の「おじぎ」
『ラスト・サムライ』の印象的なシーン/アメリカ人にとって「おじぎ」は卑屈な姿勢か/「おじぎ」という意味/アメリカ人教師ファイラー氏がみた「おじぎ」/モースの日記『日本その日その日』と祭礼参加体験/神道作法の礼 ― 揖・拝・伏/オランダ人の「江戸参府」紀行記録/将軍拝謁のときの日本流の拝礼/郷に入れば郷にしたがうカピタン一行/フィッセルが記録した「おじぎ」/宣教師ルイス・フロイスがみた中世末の日本/座礼の九品礼と立礼二種
■第二章 古典・絵巻物から「おじぎ」を探る
『万葉集』にみる「おじぎ」の情景/跪拝と祈祷の場面/『源氏物語』のなかの「拝む」光景/『源氏物語絵巻』にもみられない「おじぎ」/『伴大納言絵詞』のなかの祈る姿/『年中行事絵巻』でも希薄な上下関係の礼法/天皇に対してもみられない拝礼/唯一の対人礼は笏を立てての「揖」/『一遍聖絵』のなかの神仏への「おじぎ」/『西行物語絵巻』『慕帰絵詞』などの跪拝姿/中世後期に地面上から屋内へと移る膝つき礼
■第三章 中世の武家礼法と「おじぎ」
古代中国の『礼記」にみる「礼」/『礼記』のなかの「拝」と「揖」/儒教における礼法の伝承/日本は非儒教の国か/真言密教における五体投地の「三礼」/修験道の得度における「三拝」/中世後期に成った武家礼法/伊勢流の伝書『武雑記』にみる「おじぎ」/『人唐記』『人賢記』にみる礼法三品
■第四章 畳と着物による近世の「おじぎ」変革
小笠原流と伊勢流の礼法/幕府の公的な礼式作法を担った「高家」/幕府の公事を伝える『徳川盛世録』/拝することと伏すること/行列を迎えての作法は単なる「屈居」/将軍宣下の式での「拝」と「伏」/畳が敷かれてからの座礼の発達/身幅の狭い着物と正座の関係/小笠原家の『大諸礼集』にない「おじぎの次第」/座礼の基本は深浅の平伏/路上礼での扇子の効用/扇子は笏の代用として「おじぎ」を正す
■第五章 現代へと変転する「おじぎ」のかたち
各地にはぐくまれた自然流の「おじぎ」/明治における神社祭式の統一/修身教育のなかでの立礼と座礼/学校教育で「酌の次第」とは?/三三九度の媒酌は無垢な子どもの役目/国民礼法として統一された「おじぎ」/余話としての「会釈」/軍隊礼は文明的な作法/女学校での女性礼法の広がり/芸事や武芸の「おじぎ」の風景から/「おじぎ」を恥ずべからず
『ラスト・サムライ』の印象的なシーン/アメリカ人にとって「おじぎ」は卑屈な姿勢か/「おじぎ」という意味/アメリカ人教師ファイラー氏がみた「おじぎ」/モースの日記『日本その日その日』と祭礼参加体験/神道作法の礼 ― 揖・拝・伏/オランダ人の「江戸参府」紀行記録/将軍拝謁のときの日本流の拝礼/郷に入れば郷にしたがうカピタン一行/フィッセルが記録した「おじぎ」/宣教師ルイス・フロイスがみた中世末の日本/座礼の九品礼と立礼二種
■第二章 古典・絵巻物から「おじぎ」を探る
『万葉集』にみる「おじぎ」の情景/跪拝と祈祷の場面/『源氏物語』のなかの「拝む」光景/『源氏物語絵巻』にもみられない「おじぎ」/『伴大納言絵詞』のなかの祈る姿/『年中行事絵巻』でも希薄な上下関係の礼法/天皇に対してもみられない拝礼/唯一の対人礼は笏を立てての「揖」/『一遍聖絵』のなかの神仏への「おじぎ」/『西行物語絵巻』『慕帰絵詞』などの跪拝姿/中世後期に地面上から屋内へと移る膝つき礼
■第三章 中世の武家礼法と「おじぎ」
古代中国の『礼記」にみる「礼」/『礼記』のなかの「拝」と「揖」/儒教における礼法の伝承/日本は非儒教の国か/真言密教における五体投地の「三礼」/修験道の得度における「三拝」/中世後期に成った武家礼法/伊勢流の伝書『武雑記』にみる「おじぎ」/『人唐記』『人賢記』にみる礼法三品
■第四章 畳と着物による近世の「おじぎ」変革
小笠原流と伊勢流の礼法/幕府の公的な礼式作法を担った「高家」/幕府の公事を伝える『徳川盛世録』/拝することと伏すること/行列を迎えての作法は単なる「屈居」/将軍宣下の式での「拝」と「伏」/畳が敷かれてからの座礼の発達/身幅の狭い着物と正座の関係/小笠原家の『大諸礼集』にない「おじぎの次第」/座礼の基本は深浅の平伏/路上礼での扇子の効用/扇子は笏の代用として「おじぎ」を正す
■第五章 現代へと変転する「おじぎ」のかたち
各地にはぐくまれた自然流の「おじぎ」/明治における神社祭式の統一/修身教育のなかでの立礼と座礼/学校教育で「酌の次第」とは?/三三九度の媒酌は無垢な子どもの役目/国民礼法として統一された「おじぎ」/余話としての「会釈」/軍隊礼は文明的な作法/女学校での女性礼法の広がり/芸事や武芸の「おじぎ」の風景から/「おじぎ」を恥ずべからず
