「いらっしゃい」「お邪魔します」
すでに慣れたやり取りで桃生の部屋に呼ばれ、いつものよう
にペアリング恋人じゃない二人の、いつもの日常。
桃生への恋を自覚した実沢、それに気づかないフリをする桃
生。『“好き”になったらおしまい』という約束で始まった関
係の中、二人は矛盾した行動に気付きつつも、もう少しだけ、
もう少しだけと結論を先延ばしにする日々を送る。
しかし、運命のクリスマスの日、桃生はある決意を口にする。
「楽しかった。夢みたいに楽しかった。だから」
歪な関係から始まった二人の行く先は大人ラブコメ3巻!