社会学者の橋爪大三郎氏と元自衛隊最高幹部の折木良一氏が、
軍事の基礎から米朝会談後の東アジアの安全保障までを、語り尽くす!
「自衛隊は軍隊なのか、そもそも軍隊とは何なのか」
「安全保障に軍事力は必要なのか」
「国際法が国民への教育義務を謳う、国土占領時の振る舞い方とは何か」
「憲法9条がありながら、日本が非武装中立を選ばないのはなぜか」
「なぜ中国や北朝鮮の脅威ばかり語られ、日本に基地を置くアメリカ軍の脅威は語られないのか」
「専守防衛の理念が国民に求める覚悟とは」
「なぜ政府は反対の声が少なくないなか、平和安全法制の合意を目指したのか」
本書は、軍事に関する素朴な疑問から、日本の安全保障政策の根幹までを見通す対話を、収録している。
軍事学とはこれからも「平和な日本」で生きるために、日本人が知っておくべき必須教養である。
【目次】
第1部 軍事学の基礎知識
第1章 そもそも軍とは
第2章 自衛隊とは
第3章 軍事ニュースを読み解く
第2部 安全保障とは何か
第4章 日本の安全保障と政治
第5章 日本の防衛力整備
第6章 軍事同盟の本質
第3部 東アジアの行方
第7章 北朝鮮の実力と戦略
第8章 中国の覇権主義
第9章 米朝会談後の東アジア