壊してしまう、俺のウサギを。
月の満ち欠けに性欲を支配される体質、“ウサギ”と“オオカミ”。
満月の夜に抱かれたくてたまらなくなる“ウサギ”の体質の宇佐美は、
“オオカミ”の体質である大神に抱かれることで、
発情をうまくコントロールできていた。
大神もまた、宇佐美を抱くことで満たされ、
二人は体質を超えたところで愛し合っていたはずだった。
ある日宇佐美は、体に異変を感じる。
「足りない…もっとシたい…足りない…!」
抱かれても抱かれても満たされない体を持て余すなか、
大神もまた、自身の欲望を抑えきれずにいて。
『発情期じゃなきゃ殴ってる!』シリーズクライマックス!
■収録内容
・「発情期じゃなきゃ殴ってる!3」第9話第13話…電子書籍で配信中の作品を加筆修正(配信時は「第1話第5話」)
・あとがき1P
・本体表紙…キャラ設定案等